SMALL FACES
  1. Shake
  2. Come On Children
  3. You Better Believe it
  4. It's Too Late
  5. One Night Stand
  6. What'cha Gonna Do About It
  7. Sorry She's Mine
  8. Own Up Time
  9. You Need Loving
  10. Don't Stop What You Are Doing
  11. E Too D
  12. Sha-La-La-La-Lee
  13. Shake (French EP Version)
  14. Come On Children (French EP Version)
  15. What'Cha Gonna Do About It (French EP Version)
  16. Own Up Time (Extended Version)
  17. E Too D (French EP Version)
※トラック13以降ボーナストラック
 スモール・フェイセスの記念すべきファーストアルバム。ニコニコ笑ってなんだか楽しそうなジャケットが印象的だ。 ちなみに、上のジャケットは近年発売されたリマスターCDのジャケットなのだが、もともとのオリジナルLPのジャケットとは微妙に違う。なぜオリジナルのジャケットを使わないのかは謎である。
 さて、内容のほうは…これがなんと、アイドル的なジャケットとは裏腹に重いロックが展開されるのである。

 アルバムの初っ端は、「Shake!」と言う掛け声で印象的なサム・クックのカバー。とはいっても、大分アレンジされてポップになっている …と思う(俺はオーティス・レディングのバージョンしか知らない)。 ここで注意しておかなければいけないのは、この曲でボーカルをとっているのはスティーブではなく、ロニーと言うこと。 実際、曲の終わりの方でリードボーカルの声とは別にスティーブらしいシャウトが聴こえてくる。
 お次はほとんどジャムセッションな、「Come On Children」。めちゃめちゃカッコ良くて、熱い。スティーブのシャウトはいつもこの 「Come On Children!!」である。勿論、この曲でも連発している。どさくさにまぎれてあの「You Are My Sunshin」の歌詞の一部を歌ってたり。
 3曲目は一味違ってポップな曲。まあ、ポップとは言ってもスティーブが歌うとソウルフルになっちゃうんだけど…
 「It's Too Late」はこのアルバムでは2曲目のオリジナル曲。重い演奏にスティーブのシャウトが乗る。最近になってこの辺の曲の魅力が 分かってきた、と思う。
 次の「One Night Stand」もオリジナル曲で、初めての「マリオット−レイン」名義の曲。最初は押さえ気味に、じわじわと盛り上がってきて ついにマリオット爆発!!といった感じで、他の外部ライターの曲にも負けていない…んだけど、あっさり終わってしまう。2番ないのかよ〜。 この曲調で1分44秒は辛いなあ。いい曲なんだけど。
 「Wha'cha Gonna Do About It」は彼らのデビュー曲。ケニーのドラム乱れ打ちから入り、マリオットがシャウト。そして間奏の耳をつんざく ようなギター。…デビューからこれですか。この曲も2分弱しかないが、前の曲とは違ってなぜか短いとは感じない。何ででしょう。
 次は「Sorry She's Mine」。タイトルがなんとなくむかつく(笑)けど、好きな曲。ポップなオルガンから始まり、スティーブのシャウト、 明るい掛け合いコーラス。まあつまり、いい曲ってことです(語彙不足)。
 「Own Up Time」はインスト曲。イアンのグルーヴィーなオルガンが暴れ回ります。
 いわくつきの「You Need Loving」。いわくつきというのはなんとレッド・ツェッペリンに「Whole Lotta Love」として パクられたっぽいから。でもまあ、メンバーも別になんとも思ってないみたいだから(スティーブは「嬉しかった」とコメント)、 色々言うのはやめておこう。元はマディ・ウォーターズの曲だったのをスティーブが「節回しをでっち上げて歌った」らしいし。 それに、2つの曲は受ける感じが全然違う。ツェッペリンの方が金属的なメタルな感じがして、 スモフェの方が泥臭い、といった感じかな。この辺がバンドの色というものなんでしょうか。曲の方は、ワンコードなリフに スティーブのシャウト(こればっかり言ってるな)とオルガン(弾いてるのどっちだろう)がディープに絡みあうへヴィな曲。  次は「Don't Stop What You're Doing」。「You〜」やつぎの「E Too D」と同じ路線の曲だけど、なぜかあんまり印象に残らない。
 「E Too D」は思いっきりワンコード。でも単調にならないのはさすが。ここでもスティーブのシャウト炸裂。
よく言われていることだけど、実は彼らはこの辺の路線がやりたかったのだろうか。ライブとかでは長々とやってそうだ。 実際、BBCバージョンでは4分もやっている。
 アルバム本編のラストは全英3位の大ヒット「Sha-La-La-La-Lee」。本人達はこの曲があまり好きではない…ていうか、嫌いだったんだけど、 いい曲はいい曲。ちなみにコーラスの甲高い裏声は作者のケニー・リンチだそうだ。

13〜17の5曲はフランスのみで発売されたEPより収録。音も当時のEPからとったっぽい。なんだか演奏がラフになっていたり (それがまたいい感じ)、長くなってたりする。「What'cha〜」に至ってはテイク自体違う。イントロはフィードバックから始まってるし、 コーラスが低くてなんだか不気味(笑)。

長々と語ってきましたが、とにかく「カッコイイ」アルバムです。

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