ザ・フーってマジ、誰?
このページを初めて早3ヶ月…
今日、あることに気がつきました。
…フーがどんなバンドなのか、書いてねえ!!!
…申し訳ございませんでしたm(__)m。

というわけで、早速説明を。

- ザ・フーの歴史 -

ザ・フーとは、1964年、ハイ・ナンバーズとしてシングル"I'm The Face"でデビューし、65年にザ・フーと改称。シングル"I Can't Explain"で再デビュー。
60―70年代を通じて活躍し、特にライブでは「史上最高のライブ・バンド」と呼ばれるほどでした。 スタジオ・アルバムのほうでも、シンセなどをいち早く導入し、また、ロック・オペラの「トミー」(69年)、「四重人格」(73年)などが高い評価を得ています。両作品とも映画化され、特に「トミー」はブロードウェイで舞台化され、トニー賞を受賞しました。
その後、ドラマーのキース・ムーンの死去などもあり、82年にバンドは一度解散します。
しかし、何度か再結成をし(批判もありましたが)、85年ライブエイド、01年コンサート・フォー・ニューヨークなど大きなイベントにも参加しています。
2002年、北米ツアーを翌日に控えてベースのジョン・エントウィッスルが急死してしまうという悲劇もありましたが、残されたロジャー・ダルトリーとピート・タウンゼンドの二人はツアーを見事成功させました。
これから先、ザ・フーが活動を続けるかどうかは定かではありませんが、20年ぶりの新作アルバムが製作中との噂もあり、
現在でも目が離せません。
追記:ピート・タウンゼンドが02年暮れ、ニューアルバムを製作中であることを発表。

…と、簡単に説明するとこれぐらいでしょうか。
ホントはこんな簡単に語れるようなバンドじゃないんですけどね。
デビューに関するだけことを書いてもものすごいテキスト量になるんですから。
詳しいバイオグラフィーを見たいのなら、ここより他のサイトを参照されたがいいと思います。

- ザ・フーの魅力 -
ザ・フーの魅力についてですか。
……これが、また、難しいんですよ。
1つ1つの楽曲はとても難解なもの、通にしか解らないようなものではない(特に初期)とは思いますが、言葉に表すのがですね非常に難しいんですよ。
まず、ジャンルが特定できない。「ロック」としか言いようがないんですね。はっきりいってアルバムごとに作風が変わっています。
まあ…とにかく、ベスト盤でもいいですから聴いてみてください。音楽は文字で書いているのを読むより、実際に聴いたほうが早いですから。
それで合うか合わないかは各人の好みってことで。

それにしても、なんでザ・フーって日本でこれほどまでに受けてないんでしょう?
欧米の人気振りを知れば知るほど、疑問が募ります。
普通、全米アルバムチャートのトップ5に入るようなアーティストならばある程度の人気は出ますが。
テレビゲームならそういった事はザラにありますが(いわゆる「洋ゲー」ですね)。
ザ・フーは恐らくもっとも欧米と日本の人気がかけ離れたバンドじゃないでしょうか?
原因としては、楽曲が日本人に合わない、来日しなかったからライブを見られなかった(実際、当時の日本のファンは映画「ウッドストック」を見てファンになった人が多いみたいです)、 などが言われてきました。
恐らく、今、フーのようなバンドが出てきたとしたら、ここまで受けないということはなかったでしょう。
今なら、当時のようにエレキをもったら不良、なんてことはなく、誰にもはばからずにロックを聴けますし、 ネットで情報をさぐれますし、何よりも日本人の音楽の趣向が変わってきていると思います。
それを証明するかのように、日本でのフーの売上は、去年(01年)過去最高を記録したそうです。
…ひょっとして、ザ・フー日本初ブレイク(再ブレイクではないですね)?


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